自動車の盗難の現状や対策について下記にまとめましたので、ご覧ください。

 

自動車盗難の現状

【狙われやすい自動車】

  • 乗用車…新しい年式の高級車など(レクサス、ランドクルーザー、RAV4、アルファード、
    ヴェルファイア等)や10年以上経過した年式の自動車が狙われています。
  • 貨物車…10年以上経過した年式のものが狙われやすくなっています。
  • 特殊車両…トラクターや建設重機等の特殊車両の被害も目立ちます。

【狙われる場所】

夜間帯の自宅、アパート・マンション駐車場、会社事務所で約7割が被害に遭っています。

 

盗難対策

【乗用車盗難対策】

  • バー式ハンドロック…バー式ハンドルロックは様々な手口に対応できますが、切断して取り外す犯人もいますので強固なバー式ハンドルロックの装着が必要です。
  • 自動車の左側面を壁際に駐車する…新しい年式の自動車を狙うCANインベーダーという手口の対策の1つとして車の左側面を壁際に駐車し、左前のタイヤ付近に人が入り込めないようにしましょう。
  • 電波遮断ポーチ…リレーアタックという手口は、スマートキーの微弱電波を利用して車を盗みますので、電波を遮断できるポーチにスマートキーや予備キーを入れて保管しましょう。
  • カーアラーム(振動センサー付)…犯人は、自動車に連動しているセキュリティーを解除して、車内に侵入し自動車を盗みます。自動車とは独立した電池式等の「カーアラーム」(振動センサー付)をドアに取付けましょう。
  • GPS装置…自宅、職場等を設定して、一定のエリアから出ると携帯電話やパソコンにメールで通知するGPS装置があります。さらに、携帯電話やパソコンを操作するとGPS装置の現在地を知ることができます。

【貨物車】

  • 隠しスイッチ…エンジンキー以外にエンジンを始動させるためのスイッチを隠れた場所に施工します。施工はトラックディーラーで可能です。

 

駐車場所の対策

  • 門扉の施錠…門扉がある場合は、切断が困難な鍵やチェーンで施錠しましょう。
  • 防犯カメラ、センサーライトの設置…防犯カメラやセンサーライトは犯人の心理に影響を与え、犯罪を抑止する効果が期待できます。

 

上記のような対策を実践し、自動車の盗難を未然に防ぎましょう。
皆様とお車の安全を心より願っております。