こんにちは!SOCIALSQUARE Sports(ソーシャルスクエア スポーツ)支援員の根本です。
今日のSportsでは座学カリキュラムとして「認知行動療法」を行いました。
いきなりですが皆さん想像してください。
「昨日些細な事で友人と喧嘩をしてしまった。その夜謝罪の言葉をLINEで送ったが、
返事がこない。既読にはなっているのに。」
こんな状況経験ありませんか?そんな時、みなさんはどう考えるでしょうか?
A「まだ怒ってるんだ・・」
B「シカトしなくたっていいじゃないか!」
C「返事がないなんて何かあったのかしら?」
起こっている出来事について様々な捉え方(考え方)があると思います。
ちなみに、講師を努めた支援員はAの「まだ怒ってるのかな」と考えるタイプです。
「認知」とは「捉え方、考え方」の事。
そしてその認知は人それぞれ違うし、その状況によっても柔軟に変わっていくと思います。
その状況によって変わるとはどういうことでしょうか?
例|ペットボトル(500ml)に水が半分入っています。(写真では同じクイズを出題しています)
→喉も乾いておらず、家にいる状態であればまだ半分も入っている。と認知する人が多いかと思います
これが、状況が砂漠だったらどうでしょう?しかも遭難し、いつ助けがくるか分からない・・・
きっと「半分しかない!!!」に変わったはずです。
今回の認知行動療法では、「起こった物事に対し、適切な考えへ修正する力」
を身につけるカリキュラムになります。
ここでのポイントは思考を「コントロールする」ではなく「修正する」事です
これ、とっても大切なことなんです!
人は思っている以上に自分の思考をコントロールする事は出来ません。
考えちゃう事はもはやしょうがないんですよね!それが自然な事。
ただ、その考えちゃった事に縛られて、真実からかけ離れた思考にどんどんなってしまう事が問題なわけです。
先ほどの例を出すと、
「LINEが既読になったが返事がこない」これは事実。
「まだ怒ってるんだ。私嫌われちゃった。LINEブロックしちゃおう。もう一人ぼっちだ・・。」
これが偏った認知。かなり自分の推測だけで物事進めちゃってますよね。
今回詳しい事は割愛しますが、認知には今までの経験が大きく関わっていて、
瞬時に浮かんでしまう考え方、捉え方には「癖」があります。
そしてその捉え方に紐付いて感情が生まれます。まずは自分の「認知癖」を把握し、正しい捉え方に修正する事が大事。
すると、その後に生まれる感情も変化し、最終的には行動も変える事ができます。
ただ、これは1度や2度行なって身に付くものではないんですよね。
先ほども言った様に、自分の捉え方は今までの経験の積み重ねから生まれたものなので、
とても急には変えられないからこそ繰り返し練習をしていく必要があります。
SOCIALSQUARE Sportsでは、今回の様に気持ちを軽くする効果に繋がったり、
体を動かしリフレッシュに繋がるカリキュラムなどを提供し、「心」も「体」も、
そして「社会的」にも満たされた「健康」を目指し、日々支援を行なっております。
事業所を一度見てみたい方に対して、見学も随時実施しておりますのでぜひお問い合わせを
TEL
070-3349-6785(平日8:30〜17:30)
mail
ss_sports_iwaki@sdws.jp